ネット銀預金量が10兆円超に!新たな形態の銀行

2015年8月 5日 07:38

新たな形態の銀行

 金融庁の銀行分類の用語に「新たな形態の銀行」というものがあります。文字通り、都市銀行や地方銀行など伝統的な銀行にない新たな形態の業務を行う銀行を指します。

 主な業態としては、「インターネット専業銀行」「商業施設との連携を主体にする銀行」の2つがあります。

ネット銀行は預金量10兆円超に!

 インターネット専業銀行(ネット銀行)は、店舗を設置せず、インターネット取引に特化した銀行です。店舗を持たず、預金通帳が発行されない「無通帳取引」を行うなど運営コストを削減することで、手数料が安く、預金金利が高いことが特徴です。

インターネット上の資金決済が広がる中、273月決算では、ネット銀行6行の預金量は10兆円を超えることになりました。

(預金量及び前年比増加率)

?住信SBIネット銀行

3.6兆円

16.2

?大和ネクスト銀行

3.5兆円

27.0

?ソニー銀行

1.9兆円

0.6

?楽天銀行

1.2兆円

22.7

?じぶん銀行

0.7兆円

16.9

?ジャパンネット銀行

0.6兆円

4.8

取引はネットバンキングで行い、提携している他行やコンビニATMで入手金を行うこととなります。

 

小売主導のセブン銀行・イオン銀行

 商業施設との連携を主体にする銀行にはセブン銀行(コンビニATM)とイオン銀行(ショッピングセンター利用者が主な対象)があります。

?イオン銀行

2.0兆円

14.4

?セブン銀行

0.5兆円

14.6

ユニークな支店名も特徴です!

 これらの銀行は店舗を有しないことが共通点ですが、全銀協システムでは「支店コード」がなければ取引を行うことができないため、便宜的に「支店名」を有しています。しかも個人口座では、どこもユニークな名称ばかり。住信SBI銀行は果物の名前(イチゴ支店、ブドウ支店等)、大和ネクスト銀行は七福神の名前(エビス支店、ダイコク支店等)、セブン銀行では花の名前(マーガレット支店、フリージア支店等)、イオン銀行では誕生石の名前(ガーネット支店、アメシスト支店等)が用いられています。