C2_雇用・保険・年金

定型職務の貢献度反映賃金

2017年10月 6日 08:32

定型職とは、一般に職務内容が定型的で、習熟度合によって、遂行速度や正確性が異なる一般事務職・現業技能職・販売職などの職務群を言い、非定型職務の範囲・重複型賃金体系とは別の貢献度反映賃金体系をとることになります。


定型職に適した賃金体系

定型職の基本的賃金体系は、図のように職務価値を反映した「職務給」と、習熟度合を反映した「習熟給」で構成します。


➀「職務給」の設定:世間水準・同業他社の賃金水準を参考に等級別職務給の基準値を設定します。

②「習熟給」の設定:基準値の±2030%程度の額を「習熟給」とし、約2分の1を基準値に含み、残りを基準値の上部に設定します。

習熟度合は、級内に号給を設定し、正確性・効率性の向上度合(貢献度合)によって評価・昇給させます。一般に低下することがなく、一定の習熟度以上には上昇しないため、級内積上げ型で上限を設定します。


[定型職の一般的な賃金体系]

職務給:等級別単一型

習熟給:級内積み上げ型(別法:習熟ランク給・習熟レベル別定額)

・基準値は世間水準(参考:厚生労働省賃金構造基本統計調査、同業他社賃金)から設定、

・習熟給は基準値の±2030%程度の額とし、約2分の1を基準値の上部に、残りを職務給基準値に含ませる。基準値マイナス習熟給の2分の1を等級別単一給として、そこから習熟給を評価に応じて積み上げる。