H25.10の信託協会の公表値 教育資金贈与信託の平均額649万

2013年12月 9日 07:56

教育資金贈与信託の平均額649(H25.10)

 当コラムでも再三ご紹介している『教育資金贈与信託』ですが、信託協会では3か月ごとにその受託状況を公表しています。H

25.9末の契約数は40,162件、信託財産設定額は2,607億円となっています。

教育資金贈与信託の受託状況(信託協会)

 

契約累計

信託財産設定額計

H25.4

3,797

245億円

H25.5

9,717

644億円

H25.6

18,206

1,213億円

H25.7

26,310

1,739億円

H25.8

34,089

2,229億円

H25.9

40,162

2,607億円

 信託財産設定額を単純に契約数で割ると1契約当たり649万円となります(H25.10)

 

事前調査の贈与希望額は482万でした

 『意外と多いのな...』と思った方もいらっしゃるかもしれません。今年4月の電通の調査では、祖父母の贈与希望額は482万でした。この金額は、祖父の平均年収とほぼ同額(祖父の小遣いの10年分だそうです)。サポートしたい孫の教育費は大学(51)、高校(32)、スポーツ・芸術(18)の順でした。また、この制度の祖父母の認知度はなんと86%。『贈与意向あり』の祖父母は45%であったそうです。

 

大学・高校の教育資金のサポート!

 今年3月の大和総研のレポートでは、「学校別」の1人当たりの教育資金は次のように推計しています(単位:万円)。

 

公立(国立)

私立

幼稚園

22?45

73?116

小学校

0?58

258?529

中学校

0?50

126?300

高校

0?71

68?206

大学

204?264

460?528

 幼稚園から大学まですべて国公立であれば441?772万円、すべて私立の場合には984?1,678万円だそうです。他に学校以外への支出もあることを考えると1,500万円という非課税の設定金額も意外と納得感があります。信託協会の公表値、電通の事前調査とも合わせて考えると、電通の調査通り、大学・高校の教育資金のサポートと考えて申し込んだ方が実際に多いのかもしれませんね。