目標達成のリーダーシップ

2015年11月17日 07:34

 目標管理制度では、設定した目標を達成するためのリーダーシップのとり方が重視されますが、ここでは、どのような目標であっても普遍的に適用できるリーダーシップのあり方について述べます。

目標達成へのベクトル合わせ

 目標達成に関わるメンバーが、意欲を高めて取り組むためには、全員が集中できる目標達成時の姿を鮮明にし、意識のベクトルをその一点に合わせなければなりません。

 そのファシリテーションの方法を実務的に例示すると以下の通りです。

?    参加者総数が10?30名程度の場合、担当専門分野別等2?6名単位のグループに分けてファシリテーションを行なう。

?    各グループで、目標達成時の姿(成果物の具体的イメージ)を描き、ありありと可視化する(模造紙などに描く)

?    全グループが描いた成果物のイメージを全員に発表する。

?    発表後、グループ別に他グループへの質問点整理、3分間ミーティング(最も質問したい1グループに絞るのがコツ)

?    各グループの代表者から質問(全グループの質問を出してもらう)

?    質問に対する各グループの回答

?    成果物のイメージがひとつにまとまるまで、複数の成果イメージの相違点を整理、質疑応答を繰り返して統合し、合意形成する(合意形成には衆目評価法を活用すると納得性が高まる)

以上の???の方法で、全員が達成を目指す成果物の姿が浮き彫りになり、質問、討議に参加したことで、目標そのものが鮮明になり、相互の協力の必要性の理解と同時に是非とも達成したい、という意欲が高まって、ベクトル合わせが出来ます。

目標達成プロセス設計と一致協力

前項の作業に引き続いて、

?    目標達成プロセスで必要な作業をリストアップし、協働作業・分担作業に区分して、処理日数等時間見積りを行なう。

?    作業を1年間のなかで順序付け、時間的位置付けを行なう。

?    上記??の検討結果を可視化(模造紙、またはICTで共有)して、スケジューリングし、リーダー・メンバーがいつでも見られ、気付いたことを記載できるようにする。

このように、成果物の姿を明確化することが、達成プロセスの的確化と相互協力につながり、目標達成を確実化します。