傷病・出産手当金の計算方法の変更

2016年5月 2日 07:02

今までとこれからの計算方法

平成284月から健康保険の傷病手当金と出産手当金の支給額の計算方法が変更されました。支給開始される前1年間の給与を基に計算した金額で支給されます。

今までの支給額の計算の方法は、

1日当たりの金額(休んだ日の標準報酬月額)÷30×3分の2

これからの計算方法は、

1日当たりの金額(支給開始日以前の継続した12ヶ月間の各月の標準報酬月額を平均した額)÷30×3分の2

支給開始日以前の期間が12ヶ月に満たない場合

?支給開始日の属する月以前の継続した各月の標準報酬月額の平均値

?28万円(当該年度の前年度の930日における全被保険者の同月の標準報酬を平均した額)

?と?を比べて少ない方の額を使用して計算します。

支給開始日以前に12ヶ月の標準報酬月額がある場合

 支給開始日以前の12ヶ月の各月の標準報酬を合算して平均額を算出します。

1年間に標準報酬が変更されている場合

例えば1年に標準報酬月額が26万円の月が2ヶ月、30万円が10ヶ月であったとします。

(26万円×2+30×10)÷12÷30×3分の2=

6520円となります。

30日で割った後1の位を四捨五入

3分の2で計算した金額に小数点があれば小数点第1位を四捨五入します。

傷病・出産手当金を受ける要件

?傷病手当金は業務外の傷病について給付

イ、病気やけがの療養で働く事ができない

ロ、連続する3日(待期期間)を含め4日以上仕事を休んでいる事

ハ、給与の支払いが無いか、支払額が傷病手当金より少ない事

?出産手当金

イ、被保険者が出産した事(被扶養者は対象外)

ロ、妊娠4ヶ月(85)以上の出産である

ハ、出産のため仕事を休み給与の支払いが無いか、その額が出産手当金より少ない事