賃金体系の選び方

2016年6月14日 09:39

賃金体系は、職務役割等級制度等に基づいて決定され、社員の意欲を高める人事制度の中核に位置付けられます。

 そこで、自社の業種・活躍して欲しい人材に合った賃金体系を選択する必要があり、その判断基準を「職務の特性と適した賃金体系」として紹介させて頂きます。

職務特性と賃金体系

 一般に、職務の特性に適する賃金体系は以下の通りです。

[定型的職務群の賃金体系]

職務の特性

職務例

適する賃金体系

習熟度合によって、速度や正確性が異なる職務群

・仕上げ工

・店頭販売

・等級別単一

職務給+習熟給(積上or習熟ラ

ンク給or範囲型職務給

着任時に完全な職務遂行能力が求められる職務群

・自動車運転

・建設機械運転

・薬剤士

・検査技師

単一職務給+経験加給

・監督能力により現場組織の成果が求められる職務群

・高度技能による成果が求められる職務群

・建設現場監督

 

 

 

・レンズ研磨

・医療検査技師

 

・単一職務(or職能)給+成果給

・職務給+幅の大きい習熟給(orマイスター手当)

[非定型職務群の賃金体系]

職務の特性

職務例

適する賃金体系

職務遂行方法が固定的でない職務群

企画・調査職

等級別範囲

型職務給or等級別範囲

職能給

専門職

専門技術職

等級別単一職務給+業績給

管理職

マネジメント職

役割等級別単一職務給+業績洗い替え給

経営者には、自社の賃金体系が適切か、チェック、見直しの検討をお勧め致します。